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理事長所信

理事長  
西山 嘉一
2014年度 スローガン
己がまちを強くする!
~力強く歩み出せ~


はじめに
船井青年会議所は今から37年前に園部青年会議所として設立されました。その後、事業エリアの拡大に伴う名称変更や法人格の取得を経て、2012年まで社団法人船井青年会議所とし活動してまいりました。そしてその年の12月、法人制度改革に伴う法人格移行の手続きを終えて、一般社団法人船井青年会議所に移行しました。この様に37年の歴史の中で名称は変わり、活動するメンバーも入れ替わり、世代は交代し続けてきました。しかし、組織の名前は変わろうとも在籍するメンバーが世代交代を繰り返そうとも、変わらないものがあります。それはこれまで掲げ続けてきた「明るい豊かな社会の実現」という理念であり、この先も掲げ続けられるこの理念は、語るだけでは成し得ません。青年会議所をこの地に誕生させた先人たちの激しい情熱とたゆまぬ努力、そして力強く歩みだした当時の青年の気概を私たちが受け継ぎ、同じ様に強く歩み続けることでこの理念の実現に近づいていけるのです。


地域の実情と向き合う
船井青年会議所が活動エリアとする南丹市、京丹波町は広大な面積におよび、商店の並ぶ地域もありますが山々に囲まれた京都府の内陸部であり、とびぬけた観光資源も少なく、この地域の商業発展が決定的に見込める要素も無ければ、人口減少を食い止める術も見い出せずにいます。そして近い将来京都縦貫道が全線開通しますが、ただの通過点のまちになってしまうのではないかという不安を抱える住民がいることも否めません。このことはこの地域に閉塞感をもたらし、この感覚は「明るい豊かな社会の実現」への道のりに高いハードルとして存在しているといっても過言ではありません。閉塞感は我々を含む住民の気持ちの弱さでもあるとも言え、この様にマイナスイメージで地域の現状を捉えてしまうと行き場もなくなります。しかしながら、全線開通する京都縦貫道は近隣都市部からのアクセスを容易にさせてくれると共に、自然を有してのびのびと暮らせるという魅力を持ったこの地域の付加価値を高め、より魅力的なまちへと発展させてくれるのです。この様にどの様なプラスがあるのかということをよく考えてみることは地域発展への期待感となり、住民のこの様な気持ちが明るく豊かなまちへの礎となるのです。そしてその礎を築く気持ちを高める為にも、この地域に住む人々がピンチをチャンスに変えようとする様な強い心を育むことが重要であり、社会に対する関心と明確な意志を持った、強くたくましい住民が生まれる土壌を創っていく必要があるのです。
前述の通り、私たち船井青年会議所は「明るく豊かな社会の実現」を目指しています。この理念を掲げている私たち自身が閉塞感を感じてしまってはいけませんし私たちメンバー自身がこの地域の魅力を感じ、この地域の将来にわくわくし、この地域にとってきらめく存在でなければならないのです。オピニオンリーダーとなる為にも、強くたくましい住民のあふれる強いまちを目指して、我々自身が「己がまちを強くする!」この様な気概を持つことが必要なのです。


次代を担う人づくり
 「明るい豊かな社会の実現」を目指す船井青年会議所として、未来を託す人材が育つ様に願うことはとても重要であります。その様な考えの下、これまでの船井青年会議所は次代を担う人づくりを行う為、青少年を対象として事業を展開してきました。また、私も小学生のころ一泊二日の船井青年会議所の事業に参加したことがあり、日常経験する事のない楽しいものであったと記憶しています。子供は幼少期に受けた印象深い出来事は大人になっても色褪せることはありませんし、心の真っ白な子供たちは良くも悪くも色々な色に染まりやすいものです。純真無垢な子供たちに私たちが持っているこの地域に対する愛着心を育ませることは、直接的に明るい豊かなまちづくりへと繋がっていくのです。



明るく豊かな社会の実現を目指す組織人として
 私たちJCは「明るく豊かな社会の実現」を目指して日々活動しています。その理念の実現の為には組織の結束力や行動力が問われることでしょう。その様な力がある組織、それは強くたくましい組織であると言えます。そしてその組織を構成しているのはメンバー個々であり、その各々の資質は高く、そして強くたくましいものでなければそのような組織には成り得ません。メンバー個々が強くなることで組織が強くなりその力は理念へ向けて歩み出す力強さとなるのです。
また、JCの活動や行動においては、JCメンバーだけでなく地域の方々や多くの関係者とも出会い、深く関わる機会があります。大きくビジョンを掲げ、理想の理念を実現する為には多くの折衝が発生することでしょう。その様な中、信頼され、理念の実現を容易にする為にも、より資質の高いJayceeでなければなりません。そしてオピニオンリーダーとして頼られる為にも個人の資質の向上は不可欠なのです。
 またJCI、日本JC、近畿地区協議会等は勿論のことですが、LOMにいちばん近い日本JCであるといえる京都ブロック協議会でも各事業が多数行われます。与えられた機会を生かして、他LOMのメンバーと関ることや各種のプログラムを通して知識や経験を得ることが今後の運動や活動の糧となるのです。


JCは学び舎
 私が船井青年会議所に入会したきっかけはこの地域で仕事をしていく上での人脈づくりであった様に思います。その様な思いもあって、できる限り活動には参加をしました。やがて委員長などの要職も任される様になり、その頃まだ多く在籍されていた先輩メンバーの期待を裏切るまいとがむしゃらに活動をしました。そのうち人脈づくりではなく、本当にいい事業をしたいと思う様になっていました。委員会活動は事業計画の作成、上程、そして事業の実行。そこには対外団体との折衝や先輩委員メンバーとのやり取りが多くあり経験の浅い、若い自分が上手くことを運ぶには謙虚に振る舞うことが必要でした。しかし私は委員長です。委員会の「長」なのです。理事会の上程が上手くいかない時は「なにくそ!」と思っていました。それほど熱い思いを持った事業計画を立てていたことは勿論なのですが、ただ謙虚に振る舞っていたわけではなかったのです。この様な経験を重ねる事を通して私は「謙虚に、強かに」という気持ちや気概を自然と身に付けることが出来たと考えており、それは今の私の糧となっていると確信としている共にJCが学び舎と言われる理由の一つであると考えています。
また、メンバーは明るい豊かなまちを築く為、ひとづくりやまちづくりに日々邁進する訳ですが、そこには多くの人との出会いや、青年会議所運動を遂行するに当たっての苦労や挫折、そして喜びや楽しみが存在します。仲間と大いに議論をしながら様々な経験を積み、一歩ずつ前へ進むことにより己を成長させることができ、それが今後の人生の糧となります。青年会議所にはその糧という何物にも代えがたい「宝」を得る機会が多く詰まっています。


会員拡大とFTメンバー
 年を追うごとに会員数は減少し、今では全盛期の3分の1程度にまで落ち込みました。会員拡大は急務であると叫ばれ続けていますがなかなか結果を出せないのが実情です。どの様にすれば会員が増えるのかを常に考えて、入会対象者に声をかけ続けるのはもちろんのことですが、入会対象者に声をかける現役メンバー本人が船井青年会議所の魅力を感じていなければなりませんし、その為には日々の委員会、事業が魅力あるものでなければなりません。魅力ある事業をするには事業運営費も、より必要になるかもしれませんが、会員拡大により一層取り組みつつ、魅力ある事業に取り組んで頂くことを会員諸兄に切に願います。
 また、JC活動は本人の気概も重要ですが、JCの理念を深く理解する前にメンバー数の減少により在籍年数に関わらず要となる役職を担うメンバーも少なくありません。その様なメンバーに対しては幹部としてこの船井青年会議所をしっかりと率いて頂く為にも学べる機会を設けて、たくましい船井青年会議所にしていかなければなりません。そしてFTメンバーに対してもいち早く活発に活動を行って頂く為にJCという組織を学んで頂く機会を創出していきます。


規律を重んじた会議体
2013年度は例会と事業を切り離す手法がとられました。入会間もないメンバーやそうでないメンバーにとっても、決められた会場で襟を正して厳かにセレモニーを行うことを通じて、規律を重んじる団体であると再認識できたのではないでしょうか。このことはメンバーを魅力ある一個人として確立させると共に、より魅力ある団体になる一助になったはずです。
 また、船井青年会議所は会議体であり、会議運営がしっかりと行わなければなりません。理事会はもちろんのこと、委員会運営に関しても開催日の連絡、議事録の作成、会議の運営に至るまでしっかりと行える、その様な組織であり続けなければなりません。会議を重んじる青年会議所として今一度委員会運営の重要性を認識して頂きたいと考えます。


結びに
 メンバー数が減少している現在、メンバー一人一人の担いは大きくなっています。負担に感じる場面も少なくないでしょう。しかしJC活動においてそう感じる時は人生におけるほんの一瞬ではないでしょうか。しかも40歳で卒業です。負担に感じて辛く感じるほど終わった時の達成感も大きくなります。そしてなにより、その時自分たちは成長しているのです。「己がまちを強くする!」このような気概を持って力強く歩み出しましょう。
by funai-jc | 2014-01-01 00:00 | 理事長所信

第37代理事長西山 嘉一    一般社団法人船井青年会議所  オフィシャルブログ
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